続、心のコントロール



Pさんのお話です♪

*****

前の日記で「心の管理をしっかりしよう」というようなことを書きました。
そしたら、ある方から「Pちゃん、意味がよーわからん」というようなメッセージをいただきました。
「心のコントロールってなに?」って。

じつは私も、かねてから自身の伝える能力不足には少なからずの懸念はありましたが・・・・^^;
てことで、今回はその補足です。
(といっても、それで伝わるかどうかははなはだ疑問です)

たとえば、頭痛がするとなると、脳が心に「頭が痛いよ」と知らせます。
すると心が「頭が痛い」というところに意識を集中して、「あ〜、頭が痛い頭が痛い」となる。
普通はこうです。
これは「心のまま」ってことです。
自然です。

でもこのままだとさらに頭痛を強化することになります。
エネルギーは意識を向けた方に流れますから。
テレビがチャンネルを合わせた番組を映すのと同じです。

でも、私たちは心をコントロールする力を持っています。
心のままにすれば心は頭痛にチャンネルを合わせたままですが、私たちは頭が痛くても頭痛から意識をそらすことができます。(うち奥さんはできないと言いますが^^;)
頭が痛いとき、頭痛以外のことを考えればいいだけです。
私たちは幸いなことに、同時に二つのことを考えることはできないようになっています。
(ウソだと思ったら試してみてください)
なので、ほかのことを考えている間は頭痛は感じられません。

・・・・って、こういうことです。


私の説明では心もとないので、ドイツの大偉人、イマニエル・カントの自伝からのエピソードとして、中村天風大先生が講和でお話しされたものをご紹介します。
(宇野千代著、「天風先生座談」 二見書房)

カントは生まれついてのいわゆるせむしだったそうです。
あのノートルダムのせむし男のカシモトみたいな。
脈は百二、三十もあっていつも喘息でゼイゼイ、今にも死にそうな子どもだったそうです。
それでもなんとか苦しい苦しいといいながら生きていました。
17歳のとき、父親がこの苦しさだけでもなんとかならないかと、何か月かに一回巡回してくる医者の所へ連れて行った。
カントはじっとその医者が何と言うか聞こうとしていた。
どうせ生まれつきだから駄目だと言うに違いないとと思っていたけど。
その医者はこう言ったそうです。

「気の毒だな、お前は。
だけどそれは体だけのことだ。
よく考えてごらん、体はたしかに気の毒だ、息をするのも苦しいし辛いだろう。
それは私にもわかる。
だけどお前の心はなんともないだろう。
心までも、こんなせむしで見た目が悪く息をするのも苦しいのなら話は別だが、お前の心はどうもないだろ。
そして、苦しい、辛い、苦しい、辛いと言ったところでこれが治るもんじゃない。
ここでお前が苦しい、辛い、と言えば父親や母親だってやはり苦しい、辛いだろう。
言ったって言わなくたって何もならない。
いや、言えば言うほど余計苦しくなるだろ、みんながね。
言ったって何にもならない。
かえって迷惑するのはわかっていることだろ。
同じ、苦しい、辛いというその口で、心が丈夫なことを喜びと感謝に変えればいいだろう。
体はともかく、丈夫な心のおかげでお前は死なずに生きてるじゃないか。
死なずに生きてるのは丈夫な心のおかげなんだから、それを喜びと感謝に変えていったらどうだね。
できるだろう、そうしてごらん。そうすれば急に死んでしまうようなことはない。
そしてまた、苦しい、辛いもだいぶ軽くなる。
私の言うことはわかるだろ?
そうしてごらん、1日でも2日でも。
わからなければお前の不幸だ」

家へ帰って少年カントはじっと考えているうちに気が付いた。
「そうだ、あの医者の言った通り心は患っていない。
それを『喜びと感謝に振り替えろ』と言ったけど、俺は今まで喜んだことも感謝したこともない。
口を開けば苦しい、辛いが口ぐせだった。
冗談にもうれしいとか有難いとか言ったことはない。
それを言えと言うんだから言ってみよう。
言ったって損はないから言ってみよう」

寝て起きて、また明日、医者に言われたことを考えるだけで喜びと感謝の毎日。
人間は辛い、苦しいと言わないだけでもこんなに違うんだということがわかった。

・・・・これがあの大哲人、イマニエル・カントの誕生の瞬間。




頭が痛いとき、頭が痛い痛いと言って頭が痛いところに意識が向かうのは自動的な反応。
パブロフの犬と同じです。
それはあたりまえ。
私たちはそういうふうにできているから。

でも重要なのはそのあとです。
そこに留まるか別な方に意識を向けるかは自由に選択できます。
「できない」というのは、心のコントロール権を自ら放棄しているってことです。


わかった?^^





*****

文 P.マッシロートニーさん  絵 ☆TOMOKO☆☆








☆☆☆☆☆☆☆

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