賢者のはなし<7>



「そう。強くてとても賢い子だな、君は」
「……そうなの?」
「そうだとも。自分が負けたと思わない限り、人生に負けはない。それはこの世界の真理だ。君はすでにその真理を体得している」

錬金術師が一生を捧げてつかみ取る真理と、それは同じものなのだよ。

おじいさんの瞳は、とても真剣だった。目尻にきざまれた深い皺は、目の前の湖のように静かな年輪を顔に彫りつけていて、僕はその瞳にひきこまれるようにうなずいた。
今まで小さくて取るに足りないと思っていた自分を、少しは認めてもいいような気がしていた。


(つづく)




文 さつきのひかりさん   絵 ☆TOMOKO☆☆












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