賢者のはなし<8>



「だから君に、連環の真理を授けよう」
「れんかんのしんり……?」
「言葉が難しかったね。では、なぜ君は、自分が認めない限りは負けない、と思うのかな?」

わかりやすく区切って話しかけてくれたおじいさんに、僕は一生懸命に頭を使って考えた。本当はなんとなくそう思ってただけだから、理由なんてわからない。だけどせっかく僕のことを認めてくれた人に、わからないなんて答えたくなかった。

「えっと…。認めたら、それが決まっちゃうっていうか…。自分がそう思ったら、周りもそう思うだろうし、そうしたら、ほんとに負け犬扱いされそうだし、僕もそれが当たり前だって思って、なんていうか……」

しどろもどろになってしまったけれど、おじいさんは大きく頷いてくれた。

「そう。その通りだ。この世界は、『自分が思ったことが映る』のだよ、小さな賢者よ」


(つづく)




文 さつきのひかりさん   絵 ☆TOMOKO☆☆












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